この記事では、outerHTMLを使って、要素全体を取得してみます。
outerHTML
使い方
element.outerHTML
という形式で使います。
対象エレメントの要素を子孫要素も含んで取得します。
下記のHTMLのid="target"
の要素に対して、outerHTMLを取得してみましょう。
<div>
<p id="target" class="hoge"><span>ターゲット</span></p>
</div>
var target = document.getElementById('target');
console.log(target.outerHTML);
// => <p id="target" class="hoge"><span>ターゲット</span></p>
このように、対象要素<p id="target">の子孫要素も含んで全体を取得します。
innerHTMLとの違い
outerHTMLに対比するプロパティに「innerHTML」があります。
innerHTMLは要素内のHTMLを取得します。先程のHTMLにinnerHTMLを使ってみます。
var target = document.getElementById('target');
console.log(target.innerHTML);
// => <span>ターゲット</span>
となり、対象要素の「内側」を返します。