この記事では、JavaScriptで文字列や数値などの型を確認する方法を紹介します。
型の判定には「typeof」を使います。
typeofで型を確認する
typeofを理解するには実際のコードを見るのが早いです。
console.log("文字列です:" + typeof("文字列です"));
console.log('"1234":' + typeof("1234"));
console.log("1234:" + typeof(1234));
console.log("true:" + typeof(true));
console.log("false:" + typeof(false));
console.log("1==1:" + typeof(1==1));
console.log('"":' + typeof(""));
console.log('["りんご","ばなな","みかん"]:' + typeof(["りんご","ばなな","みかん"]));
console.log('[1, 2, 3]:' + typeof([1, 2, 3]));
console.log('null:' + typeof(null));
console.log('undefined:' + typeof(undefined));
console.log('function(){}:' + typeof(function(){}));
// 結果
文字列です:string
"1234":string
1234:number
true:boolean
false:boolean
1==1:boolean
"":string
["りんご","ばなな","みかん"]:object
[1, 2, 3]:object
null:object
undefined:undefined
function(){}:function
typeof()
で、型を調べることができます。
typeofを実際に触ってみよう
typeofの型の種類
typeofで判定できる型には下記のようなものがあります。
型について詳しく説明すると、かなり長くなってしまうので、ざっくり下記だけ覚えておきましょう。
- 真偽値型: Boolean
- Null型: object
- Undefined型: undefined
- 数値型: number
- 文字列型: string
- オブジェクト: object
以上、typeofを使って型を確認する方法を解説しました。
JavaScriptに慣れていないとき、思わぬエラーに遭遇するのが「型」の不一致ではないかと思います。
型の種類について理解を深めておきましょう。